ありがとうございます!
こんにちは。tailです。
ありがたいことに、またいくつかオーダーを頂いたので、これから制作依頼の記事がちょこちょこあると思います。よろしくお願いします。
もうすっかりwagtailブランドの窓口(?)となっているSちゃんづてに、オピネルカバーのオーダーを頂きました。
「オピネルカバー(オピネルケース)」というものを私はよく知らなかったんですが、調べてみると、フランスの「OPINEL」というブランドのナイフがぴったり収まるカバーをそう呼ぶみたいですね。折りたたみナイフの元祖だとか!
キャンプ好きな割に道具の名前や種類などにはとんと疎いので、勉強になります。
No.2〜No12までサイズがあるそうです。今回は、お預かりしたNo.7サイズのカバーを作っていきます。
オピネルカバーの作り方
ナイフが小さめで、サイズ的に革の在庫もほとんどが使えそうだったので、写真をお送りして色を選んでもらいました。明るい茶色の革×赤のステッチとのリクエストを頂きました。事前にこんな感じのケースです!というイメージ画像も提示してくださったので、非常に作りやすかったです。
革を裁断する
まず、ナイフに革を沿わせて大きさを見つつ、裁断していきます。今回もとりあえずは型紙を作らずに行きます。
ステッチンググルーバーで縫う位置に溝をつけます。個人的には縫い穴のピッチと縫い代を合わせるのが、バランス良く見える気がして好きです。
縫い穴を開ける
ステッチンググルーバーで印をつけた位置に、菱目打ちで穴を開けます。
今回は物が小さいので、いつもより1mm短い3mmピッチの菱目打ちを使ってみました。
ナスカン用の帯をつくる
次に、ナスカンを取り付ける帯のような部分の革を切り出していきます。
本体部分の革に合わせたり、ナスカンを置いてみたりして、バランスを見つつ調整します。先ほどと同じ手順で縫い穴まで開けました。
帯部分の平縫いをする
先ほど作ったナスカン取り付け用の革を、本体部分に平縫いで縫い付けていきます。接着剤もつけつつ作業します。
スタンプを押す
ナスカンも先ほどと同じようにして平縫いで取り付けたら、本体部分を縫う前にスタンプを押しておきます。先に押した方が作業しやすいことにやっと気づきました…笑
スタンプパッドのインクが薄くなってきて買い替えたのもあって、すごく綺麗に押せた!嬉しい!
やっぱりこの瞬間はテンション上がります。
本体部分の平縫いをする
最後に、本体部分の平縫いをします。
今回の糸は化繊なので、ライターで炙って縫い留めをします。
余談ですが、本体の平縫いをしている時にナスカンがめっちゃガチャガチャなって大変だったので、今度こういったものを作る時は、ナスカンの取り付けは最後にするべきだなと思いました^^;
できあがり
軽くコバ磨きをしたら、完成です!
サイズもぴったりで、可愛く仕上がったと思います!ですが一点だけ、、、
実は今回、穴あけの際に菱目打ちがずれてしまい、1ヶ所穴が二重に開いてる部分があるんです…
ピッチの短い菱目打ちは、道具も細い分ズレやすいので、輪をかけて慎重に扱う必要があると学びました。
事情をお話しし、ロゴの反対側だったこともあり、今回はお値引きという形で対応させていただきましたm(_ _)mその節は快くご了承くださり、ありがとうございました。
Sちゃんづてに写真を見てもらって、イメージ通りだと言っていただけて、すごく嬉しかったです!これからも試行錯誤しつつ、もっと良いものが作れるように頑張ります。
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