酷使しすぎました…
皆さんこんにちは。tailです。
こないだ、3〜4年ほど使ってたお気に入りの筆箱が大破してしまいました…
どう見ても中身の詰めすぎが原因です。私はダイソーの「ハローベア」シリーズが大好きで、これはその筆箱です。逆に裏地が不織布でよく数年持ったなぁと思います(・・;)
反省して、今回は少し大きめの筆箱を自作したいと思います。
これらのページを参考にしつつ作りました。
筆箱の作り方
※もしレザークラフトの用語などまだわからないよーという方がいましたら、こちらの記事も併せてご覧ください。
メタルファスナー(ジッパー)の長さを調節する
まず、家にあった長めのメタルファスナーを、必要な長さに調節します。
革はこちらの記事でも紹介した合皮ガチャの革がまだ残っているので、それを使います。
本当は練習も兼ねて自分用のお財布を作ってみようかなと裁断してた革なんですが、さっきの理由で筆箱の方が先に必要になってしまったので、作っていきます。
ファスナーの長さ調節はこちらの記事を参考にしました。
私は家にあった材料で作るため長さ調節が必要ですが、初めから筆箱を作るつもりの方は必要な長さのファスナーを買った方が早いと思います。
まず、縫い付けたい辺の長さより少し長いくらいにファスナーを切ります。
ファスナーの上部分の務歯(ムシ:噛み合わせる部分)をいくつか取ります。厳密に言うとクイキリという道具を使うんですが、うちにはないのでニッパーを使いました。歯が自分の方に飛んできたり手を挟んだりしないよう、十分注意してください。
こうして外してみると、本当に「歯」って感じの見た目で面白いですね。
ある程度外したら、上止めを付けます。手芸屋さんでファスナーを買うときに、「上止めと下止めもください」と言うと、だいたい無料〜10円くらいで貰えると思います。
当て布をしてペンチでしっかり挟んで留めます。少し緩かったので接着剤も付けました。
下止めも付けます。
先ほどと同じく務歯を外したら、1番下の部分に下止めを差し込み、足の部分を少し内側に曲げてから、平らな場所に置いてハンマーで叩きます。
少し曲がってしまいましたが、付け終わりはこんな感じです。
ファスナーを革に仮止めする
ファスナーの長さを調節したら、接着剤で革に仮止めします。
なるべく幅を一定にしつつ接着します。
トコ面の処理
ここで、トコ面の処理をすっかり忘れていたので、トコフィニッシュをつけてガラス板等で伸ばします。
側面の型紙を作る
1番大きい革は先述のように切り出し済みのものを使いましたが、側面はそうもいかないので、型紙を作ります。
こちらのサイトを利用したり…
こんな感じでメモを取ったりしながら…
型紙を作ります。
側面の革を切り出し、縫い穴を開ける
型紙が用意できたら、側面の革をこんな感じで切り出します。反対側は3辺が革の1辺の長さになるように調節しました。
ステッチンググルーバーで溝もつけておきます。
ファスナーの反対側はとりあえず置いておいて、菱目打ちで縫い穴を開けます。
この時、カーブのある部分は穴の間隔が変わることに注意してください。私は一度失敗して、側面の革の切り出しから穴開けまでやり直しました^^;
ファスナーの反対側も接着剤で仮止めした後、菱目打ちが貫通しないよう木の板などを挟んで穴開けをします。
平縫いで縫い合わせる
穴開けが済んだら、全体を平縫いで縫い合わせます。
本当は駒合わせの練習もしてみたかったんですが、今回は穴開けが複雑な形だったので、今度もう少し簡単なつくりの物で挑戦してみようと思います。
できあがり
完成です!
今回は自分用ということで、買い足したりせず本当に家にあった材料のみで作りました。なので色の組み合わせとかチグハグなんですが、それが逆に個性的でいい感じになったと思います。なんかチョコミントっぽい。
旧筆箱でいっぱいいっぱいだった文房具も、余裕で入りました。完璧です!
しっかりスタンプも押しておきました。完成後に押したせいで変に空洞ができてしまったんですが、なんか羽みたいなのでOKです。
皆さんも、次回筆箱を新調する時は、思い切って自作してみてはいかがでしょうか?
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