ウェットフォーミングに挑戦
皆さんこんにちは、tailです。
suzuriで作ったオリジナルのスマホカバーをしばらく使ってたんですが、最近ぱっきり割れてしまったので( ; ; )今回はずっと挑戦してみたかったウェットフォーミングでスマホカバーを作りました。
ウェットフォーミングというのは、水に濡らして形を変えて乾かすとその形に変形するというヌメ革の性質を利用した手法です。こちらの記事で刻印を打つ前に革を濡らしているのも同じ理由です。
革のスマホカバーの作り方
革を切る
まず、プラスチックのスマホカバー(100均で買いました)より少し大きく革を切ります。
革はヌメ革で、なるべく薄いものを使うといいと思います。私ははぎれセットに入っていた1mm強くらいの厚さの革を使いましたが、それでも出来上がりは少し分厚めかな?という感じの印象でした。
乾くと縮むらしいと聞いてかなり大きめに切りましたが、後々になってみるともう少しギリギリを攻めたほうが作業がしやすかったです。
革を水につける
次に、バットなどに水をはって、革をつけておきます。巻いて保存してた革でクセがついてたので、浮かんでこないようグラタン皿を重しにしてます。
革を変形させる
革全体に充分水が行き渡ったら、一応防水のためにスマホにラップを巻き、カバーをつけて、革を沿わせて変形させます。
色んな方の作成記録を見ると、クランプを使ってる方もいたんですが、跡がつきそうで怖くて私はひたすら手で押さえてました。(笑) カーブのところにシワが寄らないように押さえるのが難しかったです。
試しにセロハンテープで引っ張り上げてみたら、革の表面がちょっと剥がれてしまったので、はぎれで試すの大事だなと思いました、、、
接着してカットする
革が完全に乾いたら、一旦カバーから外し、革とカバーの両方に接着剤をつけて貼り合わせます。それから、カッターで慎重に輪郭や穴を切っていきます。
側面とか特に、綺麗にまっすぐ切るのが難しかったです。内から外に刃を入れたんですが、逆が良かったかも!
前まで使ってたエルスーパーボンドは、接着力はすごいんですがどうしても匂いが苦手で、最近はGクリヤーを使ってみてます。
できあがり
完成です!
本当は消しゴムはんこから型取りをしてレジンで刻印を作るやつをやって真ん中あたりに打ってみたかったんですが、タイミングを完全に逃してました。^^; 革を水につけた時点で打っておけばよかったですね。今度は忘れずに挑戦してみたいと思います。
本当に水につけるだけで革の形が変わるのか半信半疑だったんですが、やってみると思ってたよりずっと簡単に成形できたので、皆さんもぜひオリジナルのスマホカバーを作ってみてください!
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