鶴の一声
皆さんこんにちは、tailです。
突然ですが、先日10月2日は父の誕生日でした。
私はすっかり忘れていて、完全に意識の外だったんですが、母の鶴の一声で名刺入れを作ってプレゼントすることになりました。
使ってくれるかな〜。
名刺入れの作り方
↓作り方はこちらを参考にしました。
複数作る予定はなかったので、今回は型紙を作らずに、私が学生時代卒業記念にもらった名刺入れの寸法を見ながら作りました。
また作業に集中しすぎていて写真の枚数もすごく少ないので、項目分ける必要もないかもですが、良かったら見ていってください!
革選び
近所の手芸屋さんでA4サイズの革を買ってきました。父は特に好きな色というのがないので、壮年の男性が会社で使っても違和感ない色とデザイン…ということで悩んだんですが、こちらにしました。
せっかくなので、革と糸選び、あと最後のコバ磨きは母にも手伝ってもらいました。
裁断
カッターと金差しで直線部を切ったり、角を彫刻刀の丸刀で落としたり、名刺が取り出しやすいようにポケットの縁を丸く切ったりして、パーツを揃えていきます。
床(トコ)面仕上げ
裁断が終わったら、床面(トコ面:革の裏面)にトコフィニッシュを塗って伸ばし、毛羽立ちを抑えます。
縫い穴開け
トコフィニッシュが乾いたら、菱目打ちで縫い穴を開けます。
縫い合わせる革同士がずれないように穴を開けるの、いつも難しいです。仮止めクリップで挟んだり、手でぐっと押さえたりしながら作業して、今回はかなりいい感じでしたが、百発百中でずらさない方法を見つけたいです。
平縫い
全体を平縫いで縫い合わせていきます。糸の色は革になるべく近いものを選び、落ち着いた感じにしてみました。
これは一気に進めすぎて、縫ってないとこがもうかぶせのポケットだけになった写真です。
できあがり
コバ(革の断面)磨きをしたら、完成です!
上のリンクを貼った記事ではかなり丁寧に磨いてますが、最近は帆布+水→帆布+トコフィニッシュで磨くくらいで終わらせてます。
ヘリ落としも、なくてもおおよそはいい感じに仕上がるかな〜と思い、購入がどんどん先延ばしになってます^^;
今回は革の切り合わせが綺麗に決まって、コバ磨きの時にヤスリを使う必要もないくらいだったので、満足のいく仕上がりでした!
ちょっと酷い話なんですが、最近はなかなかものづくりのやる気が出なくてスランプ気味だったので、この名刺入れは早く終わらせたい!という気持ちが強く超突貫に…革を買ってから仕上げまで、手をつけたその日の夕方には済んでしまいました(⌒-⌒; )
なんだかんだで手を動かして少しだけやる気も戻ってきたし、急いだ割には綺麗に仕上がったので、結果オーライだと思います!笑
こういう仕事をしているので、ラッピングはもうプロ級の母に包んでもらいました。私は未だにリボン結び苦手です(・・;)
当日、晩御飯の後に渡しました。「早速明日から使う」と言ってくれて、嬉しかったです。
皆さんも、誕生日間近の家族やお友達がいたら、思い切って手作りのプレゼントを用意してみてはいかがでしょうか?
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