ちょっと改良
皆さんこんにちは。週一更新の緩めの目標がなあなあになりつつあるtailです。
前回の記事の最後でも少し触れましたが、小さいサイズのガス缶カバーと一緒にランタンカバーも依頼を頂いており制作したんですが、試しに使ってみたピアス用の磁石はやはり磁力が強すぎて接着剤が負けてしまったので、開閉方法を少し変えてもう一色の方を作りました。制作過程を紹介していきます。
ミニランタンカバーの作り方
作り方と言っても構造はすごくシンプルで簡単なので、細かいところは省略していきます。
革を裁断する
まず、カッターと金尺で、革を5×10cm程度に切り出します。横の長さはランタンの円周+2cmくらいで、余裕を持って切りました。
半分に切って縫い穴を開け、再度つけ直す
革をさらに半分に切り、ステッチンググルーバーで端から4mmのところに溝をつけたら、4mmピッチの菱目打ちで縫い穴を開けます。穴が開いたら、革の断面に接着剤をつけ、再度つけ直します。
今回は使う革の色が暗いので、裁断跡や穴がちょっと見づらいですね、すみません💦
私がいつも使ってる接着剤はこれです。用途が広く、付け替えの細いノズルがすごく使いやすくてお薦めです。
オリジナルスタンプを押す
接着剤が乾いたら、こちらの記事で制作したwagtailオリジナルスタンプを押します。縫う前に押した方が綺麗に押せることにようやく気づき、手順を見直しました。
合皮にって記事のタイトルにもつけてる割に、打刻印より手軽だし発色も綺麗なので、結局本革にもガンガン使ってます。
インクはこちら。これまた多用途で使いやすいです。ズボラなので何かと多用途のものばかり探してしまいます。
クロスステッチをする
スタンプが押せたら装飾のクロスステッチをします。クロスステッチは当ブログでも何度か扱ってるのと、いろんな方がすごく分かりやすく解説を出してくださってると思うので、ここでは省略します。
捲れや擦れ防止に、角を彫刻刀の丸刀(もしくはコーナーカッター)で丸く落とします。
軽くコバ(革の断面)磨きをします。コバ磨きについては、こちらの記事でも少し解説しています。
メカニカルファスナーをつける
最後に、両端にメカニカルファスナーをつけます。メカニカルファスナーというのは、平たく言うとすごく薄いマジックテープ(面ファスナー)のことです。私も最近趣味の人形服作りをしていて存在を知り、感動しました。手芸の世界でもどんどん技術革新というか、便利な道具が出てきてて楽しいですね!
のり付きタイプなので、剥離紙を剥がして簡単につけられます。少し置いて何度かつけ外ししてみると大丈夫そうだったので、今回は縫い付けなしにしてます。少量必要な方は、100均でも大体取り扱っていたので、ぜひ探してみてください。
できあがり
完成です!
サイズぴったり、綺麗に作れたと思います。
前回作った赤バージョンも、磁石からメカニカルファスナーに付け替えてみました。スッキリしていい感じです。
今週末のキャンプまでに〜と頼まれていたんですが、なんとか間に合ってよかったです。お待たせしてすみません💦
皆さんも、メカニカルファスナーを使ってキャンプギアのカバーを作ってみてはいかがでしょうか。
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